CO2レギュレーター関連のよくある質問 - FAQ(販売終了品)
電磁弁付きレギュレーター(KR-201,KR-301,MR-501,MR-502)のFAQ

 取り外した小型ボンベにパッキンが付いていた
 本体の調整バルブは低流量型か?
 本体の調整バルブ以外に低流量スピコンを使ったほうが微調整しやすい?
 レギュレーター、カウンター、拡散器の配置のコツを教えてください
 低流量スピコンを使う場合に本体の調整バルブはどうすれば良いか?
 ボンベ交換時に接続しているチューブ等を抜くべきか?
 パッキンの交換頻度は?
 電磁弁が誤動作するときの対策を教えてください
 電磁弁が正常に切れてもCO2が止まらないときの対策は?

小型ボンベレギュレーターKR-101のFAQ

 KR-101のパッキン交換について
 ボンベを取り付けたがガス漏れしている
 開閉バルブを廻すとガスが抜けるような音がする
 小型ボンベが数日で空になる
 ボンベ交換時に接続しているチューブ等を抜くべきか?




電磁弁付きレギュレーター(KR-201,KR-301,MR-501,MR-502)のFAQ

取り外した小型ボンベにパッキンが付いていた

Q:小型ボンベを取り外したらボンベ頭部にパッキンが付いています。どうすれば良いのでしょうか?
A:パッキンはレギュレーターに装着しなおしてください。 KR-201,KR-301,MR-502など小型ボンベを利用可能なレギュレータのボンベ取付部にはパッキンが装着されていますが、 小型ボンベを外した際などに小型ボンベに貼り付いて外れてしまうことがあります。 パッキンに損傷が無ければ再利用できますのでパッキン交換の要領で装着しなおしてください。
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本体の調整バルブは低流量型か?

Q:本体に付いているスピコン兼用の調整バルブは低流量型スピコンなのでしょうか?
A:低流量スピコンに近い調整能力ですが低流量型ではありません。 単体のスピードコントローラーはスピコンメーカーから標準・低流量・大流量などラインナップされているため、 見た目は同じでも調整能力に差があるので○○型スピコンのように区別します。 KR-201,KR-301,MR-501,MR-502に装備されているスピコン兼用の調整バルブはレギュレーターメーカーの製品ですが、 調整バルブは一種類だけしかなく標準型・低流量型のようなラインナップはありませんので○○型という区別は存在しません。
本体の調整バルブ以外に低流量スピコンを使ったほうが微調整しやすい?

Q:本体の調整バルブ以外に低流量スピコンを使ったほうが微調整しやすいのでしょうか?
Q:レギュレーター、カウンター、拡散器の配置のコツを教えてください
A:低流量スピコンが必須という訳ではありませんが低流量スピコンを使ったほうが微調整しやすいです。 微調整のしやすさはスピコン(調整バルブ)の性能だけでなくスピコン〜カウンターまでの距離・使用チューブ・使用圧力等に依存します。 特に各器具の接続距離が延びるほど不安定で微調整も難しくなりますので、まずは拡散器(CO2マスターアドバンス)とカウンターをエアチューブ50cm(理想は30cm)以内で先に接続してから、 カウンターと調整バルブ(レギュレーター)をエアチューブ50cm(理想は30cm)以内で接続してみることを推奨します。 設置場所の都合でレギュレーターとカウンターが離れてしまう場合、推奨どおりに接続しても添加量が不安定になる場合は、 カウンター直前に逆流防止弁と低流量スピコンを設置しレギュレーター〜低流量スピコンまでは耐圧チューブで接続して対処してください。
低流量スピコンを使う場合に本体の調整バルブはどうすれば良いか?

Q:ボンベとカウンターが離れているため本体の調整バルブ以外に低流量スピコンを設置しました。この場合に本体の調整バルブはどのように扱えば良いのでしょうか?
Q:複数水槽に分岐するため分岐パーツと低流量スピコンを設置しています。この場合に本体の調整バルブはどのように扱えば良いのでしょうか?
A:本体の調整バルブは全開にして低流量スピコンで微調整してください。 ボンベ交換などでレギュレーターからチューブを外す際には調整バルブを閉じるのを忘れないようにしてください。
ボンベ交換時に接続しているチューブ等を抜くべきか?

Q:ボンベの交換時にはレギュレーターに接続しているチューブ等を抜いたほうが良いのでしょうか?
A:レギュレーターに接続しているチューブ等は外して電磁弁のコードを抜いてからボンベの着脱を行ってください。 チューブに接続した器具類や電磁弁のコードが干渉して小型ボンベは締め込みが甘くなりガス漏れの原因になりますし、 チューブやジョイントなどが引っ張られて故障やガス漏れの原因となります。
パッキンの交換頻度は?

Q:パッキンの交換頻度を教えてください。
Q:パッキンはボンベ交換毎に取り替えたほうが良いのでしょうか?
A:パッキンは傷・変形・潰れなどの異常が無ければ通常は交換不要です。 特に異常が無い場合は5年を目処に定期交換を行って下さい。
電磁弁が誤動作するときの対策を教えてください

Q:タイマーONになっても電磁弁が作動せずCO2が出ないことがあるが対策は?
Q:タイマーOFFになっても電磁弁が切れずCO2が止まらないことがあるが対策は?
A:電磁弁の誤動作により上記の症状が起きることがあります。
KR-201,KR-301,MR-501,MR-502シリーズの電磁弁は0.25Wという微弱電力で動作するため、 ご利用環境によっては電源ON/OFF時の電源ノイズ等の影響により、たまに電磁弁が誤動作することがあります。 誤動作した場合、電磁弁の開閉部が中途半端な状態で止まってしまい上記のような症状となります。 なお、誤動作した場合でも、何度かON/OFF(通常1〜2回の通電し直し)するとリセットされ自動的に復旧します(復旧すれば機器としては正常動作の範囲です)。 誤動作が起きやすい環境は、タイマーの前後でタコ足配線やタップを使用している場合・周囲でインバータ機器やLED照明などACアダプターを接続している場合・ 太陽光発電やエコ制御機器を使っている場合など、電源ノイズが生じやすい環境で発生しやすい傾向があるようです。 電磁弁の誤動作が頻発する場合、対策として1日のサイクル内で何度もON/OFFをプログラム設定できるタイマー(PT70DWなど)を使用し、 1日の添加時間内でタイマーを30分〜1時間おきにON/OFFするようプログラム設定してください(誤作動した場合でもその後の数回以内でリセットして復旧させます)。
電磁弁が正常に切れてもCO2が止まらないときの対策は?

Q:タイマーOFFで電磁弁は正常に切れた(カチっと音がします)のにCO2が止まりません。故障ですか?
A:電磁弁が通電OFFしてもチューブ内に残ったCO2の残圧によりカウンターを通過するCO2はすぐに止まりません。しかし、30分程度しても全く変化が無い場合は故障の可能性があります。
電源コードをコンセントに直接抜き差ししてカチ・コチという動作音がすれば、電磁弁のコイル(電気部分の動作)は正常です。 したがって、原因として考えられることは、電磁弁の駆動部分の故障、又は、内部にゴミや異物が詰まりです。 ゴミや異物の詰まりは「吹き飛ばし」で解消することがありますので、@レギュレーターに接続したチューブを抜く、A調整バルブを全開、B電源ONします。 プシュ―とCO2が噴出しますので、2〜3秒おきに電源OFF/ONを数回繰り返してください。解消しない場合は修理(分解点検)が必要なのでお問い合わせよりご連絡ください。


小型ボンベレギュレーターKR-101のFAQ

KR-101のパッキン交換について

Q:KR-101のパッキンが外れません。どのようにパッキン交換すれば良いのでしょうか?
Q:KR-101の交換パッキンは販売していないのでしょうか?
A:KR-101のパッキンは一般的な方法でパッキンを取り外すことはできませんのでお客様自身でのパッキン交換はできません。 メーカー修理扱いでのパッキン交換となりますので当店までご相談ください。 KR-101のパッキンは高耐久性パッキンを採用しており定期的な交換は不要ですが、 パッキンが割れたり傷ついたりしてガスが漏れる場合はパッキン交換が必要となります。
ボンベを取り付けたがガス漏れしている

Q:レギュレーターに小型ボンベを取り付けたところシューという音がしてガス漏れしているようです。
Q:レギュレーターの横の穴からガス漏れしているようです。
A:ボンベ口やガス抜き穴からのガス漏れはボンベの取付不良かパッキン不良が原因です。 すべり止め付きの軍手をつけてギュッっと一気に力を込めて増し締めしてください。 増し締めしてもガス漏れが止まらない場合は石鹸水(泡ハンドソープ)をボンベ口やガス抜き穴に塗りガス漏れ位置を特定します。 ボンベ口やガス抜き穴からのガス漏れはパッキンやボンベの不具合が疑われます。 ボンベが無くなってから(ガスが残っている状態でボンベを取り外すのは非常に危険です)ボンベを取り外しパッキンやボンベに異常が無いか確認してください。 その他の場所からガス漏れしている場合はご相談ください。
開閉バルブを廻すとガスが抜けるような音がする

Q:開閉バルブを廻すとプシュ〜という音がしますがガス漏れでしょうか?
A:瞬間的(1〜2秒)にプシュ〜音がするのは異常ではなく正常な仕様です。 開閉バルブを開けると二次圧側にガスを供給し、閉じると二次圧側の残圧をリリースします。 このときガスが流れたり残圧を排出する際にシュッ、シュ〜という感じの短い音がすることがあります。
小型ボンベが数日で空になる

Q:新品の小型ボンベを取り付けましたが数日でボンベが空になります。 明らかに漏れている音はせず添加量は1秒1程度なのに数日で無くなるのは異常では無いでしょうか?
A:数日で空になるのはどこかで微妙にガス漏れていることが原因です。 通常のCO2添加量であれば小型ボンベが数日で空になることはありません。 シュ〜という音がするような明らかに漏れている場合はボンベは数時間で無くなりますが、 レギュレーターや配管のどこかで微妙にガス漏れしている場合は1日〜数日でボンベが無くなります。 ガス漏れがおきるのはレギュレーターのボンベ口〜カウンターまでの区間です。 レギュレーターのボンベ口、ガス抜き穴、チューブ接続部(ワンタッチ継手)などの継目に泡ハンドソープを塗ってガス漏れがないか確認してください。 レギュレーターが正常な場合は電磁弁やスピコンを同様に確認してください。 またチューブに亀裂や穴があったり逆止弁や接続ジョイントから漏れている場合もあります。 チューブなどの配管部は洗面器などに水を張って沈めて確認してください。
ボンベ交換時に接続しているチューブ等を抜くべきか?

Q:ボンベ交換時にレギュレーターに接続しているチューブ等を抜いたほうが良いのでしょうか?
A:レギュレーターに接続しているチューブ等は外してからボンベの着脱を行ってください。 チューブに接続した器具類が干渉して小型ボンベの締め込みが甘くなりガス漏れの原因になりますし、 ワンタッチ継手やジョイントなどが引っ張られて故障やガス漏れの原因となります。 特にワンタッチ継手は差し込み方向に対して垂直方向に力を加えるとガス漏れするのでご注意ください。